うつ病を理解してサポートする|主な症状と発症する原因とは

うつ病の症状を見る

看護師

うつ病は心と身体の面に症状が発生してしまうことが特徴でしょう。うつ病を理解するには、この症状についても把握する必要があります。まず、うつ病の症状には理由もなく悲しくなってしまったり、自分には価値がないと思い込んでしまう極端なネガティブ思考があります。そのようなネガティブ思考は患者の問題ではなくて、うつ病が原因で脳の機能が低下してしまって、思うように感情を表現できなくなってしまうことがあります。人間は生きていく上で色々な感情を抱いて生活や行動をしていきます。楽しい・嬉しい・悲しいなどといった感情を日々の暮らしの中で感じることは、非常に重要なことでしょう。ネガティブ思考になってしまうのは脳の機能が低下してしまうとありますが、脳が正常に機能するためには神経伝達物質の働きが必要です。この神経伝達物質には幸せを感じるセロトニンがあります。セロトニンは幸せホルモンと呼ばれるほど、精神状態を安定させるための働きを持っています。ストレスによる緊張状態を緩和させたり、幸福感を認識しやすくなどの働きがセロトニンにはあるのです。このセロトニンの分泌が不足したり、バランスが乱れてしまうと精神を正常に保てなくなってしまいます。そのため、前向きな思考はできません。何事にも幸せを感じることが出来ずに、悪い方向に思考が変化していくでしょう。うつ病の人がネガティブ思考になってしまう原因がここにあるのです。

次に身体的な症状を見てみましょう。主に睡眠障害や食欲不振、強い倦怠感、頭痛があります。その中でも睡眠障害はうつ病において、特に典型的な症状になっています。睡眠障害がうつ病特有の症状ではないですが、原因不明の睡眠障害を患ってしまった場合はうつ病を疑った方が良いでしょう。睡眠障害には次のような症状があります。睡眠中にちょっとしたことでもすぐに目覚めてしまう中途覚醒、眠ろうとしても寝つきが悪くてすぐに入眠することが出来ない入眠困難、どれだけ寝ても眠気が取れずに睡眠の満足感を得ることが出来ない過剰睡眠になります。満足に睡眠を取れないだけでも人間の体や心が多大なストレスを与えてしまいます。なので、睡眠にも気を付けることでしょう。もし、楽しいと思う感情が減っていきネガティブ思考になって、睡眠障害がみられる場合はすぐに医療機関に相談することが大切になります。そのまま放置してしまうと、症状が悪化してしまうケースもあるので、早めの行動を意識することです。